虫駆除応援男

https://github.com/kazu3jp/incept-catcher

Python

不快な虫との格闘を、熱い男に応援してもらうプロダクト

プリン

木下友希

poppo

leon

推しアイデア

「自分で一歩踏み出す勇気を後押しする」ことに特化。 成功体験が積み重なり成長につながる。

作った背景

マンションの玄関前で害虫と戦った経験から、自分を鼓舞してくれる応援グッズが欲しいと思った

推し技術

初モデリングに挑戦し、虫取りに最適なキャッチ部と持ち手を印刷

プロジェクト詳細

虫駆除応援男

読み:むしくじょおうえんだん

image 「不快な虫との格闘を、熱い男に応援してもらおう」 虫が苦手で、虫を捕まえたり処分することが億劫な人を、音声とガジェットの力で全力応援するプロダクト。

SPARK = 「爆発力」「勢い」「火花」 虫を前にして足がすくむ瞬間に、 一瞬で勇気を“点火(スパーク)”してくれる存在。

ターゲットユーザー

  • 虫が苦手な人
  • 虫を捕まえたり、死骸を処分するのが精神的にしんどい人
  • 家に頼れる人がいない一人暮らしの人

背景・課題

ベランダやマンション共用通路では、虫や虫の死骸を見かけることが少なくない。

たとえ死骸であっても視界に入れたくないほど苦手な人も多く、できれば触りたくない・近づきたくないというのが本音である。

しかし放置してしまうと、

  • 別の虫が寄ってくる
  • 不快感が続き生活の質が下がる

などの問題が発生する。 それでも「怖い」「気持ち悪い」「触れない」という心理的ハードルによって駆除を躊躇してしまう人が多い。

解決策

「物理的に接触せずに駆除できるガジェット × 心を鼓舞する応援ボイス」

虫との距離をしっかり確保しながら、虫と対峙する瞬間に“熱い男の声”が背中を押してくれる。

精神的・物理的どちらのハードルも下げて、駆除を“なんとかできる状態”まで引き上げる。

現在の状況

現在、回路のSPARK(ショート)によりスピーカーが動作せず、応援男が虫の息になり音が鳴らない状態である。今後はショート箇所の特定と回路の改修を進め、動作の安定化を図る予定。

特徴

  • 虫との距離を最大限キープできるロングハンドル構造
  • 雪玉メーカーの開閉機構をベースにした「挟んで捕獲」方式
  • 虫に触れずにそのまま捨てられる安全設計
  • 熱血キャラが状況に応じて応援してくれるボイス機能

利用シーン

  • 自宅に虫が出たが、頼れる家族・友人がいないとき
  • ベランダの掃除中に虫の死骸を見つけたが処分したくないとき

技術構成

既成品の「雪玉メーカー」の開閉機構を流用

Fusion360 image image image

  • 虫取りに最適化したキャッチ部を3Dプリンターで自作
  • 距離を確保できる長尺のグリップ部分も3Dプリンターで自作

電子工作 image

  • 磁気センサーでキャッチ部の開閉状態を検知する
  • ネオジム磁石が近づくと、その信号がマイコンに入力される
  • マイコンが入力された信号をもとにスピーカー制御用の信号を出力する
  • スピーカーが指定したタイミングで音を鳴らす

技術的挑戦について

モデリングが初めてのメンバーがいることに加え、同期のみのチームでハードウェア作品を制作するのも今回が初めてであった。 制作過程では、3D印刷ミスや各種モジュールの不具合といったトラブルにも対応しながら作業を進め、結果としてチーム全体の技術的な経験値を大きく高めることができた。

AI活用について

今回は、モデリングや基板作成に多くのリソースを割く必要があったため、マイコンの書き込みプログラムの作成、記事の執筆、画像生成などの工程で Google Gemini や ChatGPT を積極的に活用した。 また、メンバーがインフルエンザにかかり企画決定が後ろ倒しになる場面もあったが、AIの導入により作業効率を維持でき、限られた時間の中で作品をなんとか形にすることができた。

プリン

@kazu3jp