身勝手カレンダー

最初に

Apple Intelligenceは思ったよりバカでした。早く賢くなってほしいです。でも完全オンデバイスでAI処理が完了する構成には満足しています。今後に期待。

Githubリポジトリ

• iOSアプリ：https://github.com/kurazuuuuuu/VibeCalender
  (CalendarなのにCalenderってtypoしてます。)
• バックエンド：https://github.com/kurazuuuuuu/ptera-cup-2025

概要

• 「4年に1度」--> 「日時」-->「カレンダー」
• シンプルなLiquid Glass対応のカレンダーアプリ。SNSの機能もあります。すごいね。
• メモアプリとしても使用することができ非常に有能。

WARNING

勝手にメモから個人データを学習されます。 学習されたデータを使ってAIが勝手に予定を作ってくれます。 生成された予定は勝手にタイムラインに投稿されます。予定をすっぽかすことはできません。監視されます。 でも大丈夫。生成される予定は匿名性が高いため身バレの心配はありません。

NOTE

クリスマスに予定がないであろう あなたも これで予定があると言い張ることができます。

---

TIP

1. ローカルでAIが動くためプライバシーの心配はありません。サーバーが扱うのはログイン・タイムラインのデータのみです。
2. iOS標準カレンダーにアクセスするため普段と変わらず予定を管理できます。
   （なお手動で予定を挿入する機能は存在しません。）

技術スタック

構成図

フロントエンド

• Swift
  • SwiftUI
  • Liquid Glass UI (iOS26+)
  • Foundation Model Framework (プロファイル・予定生成)
  • Image Playground (投稿アイコン生成)

バックエンド

• Python
  • FastAPI

開発環境

> CloudIDE

• Coder (krz-tech-homelab)
  • Docker Container
  • vscode-web

> Environment & Package Management

• Docker
• uv

> Tools

• Code-Lint
  • ruff
• MCP
  • serena
  • ios-simulator

> IDE

• XCode (MacOS 26)
• VSCode
• Antigravity
  • Gemini, Claude Opus, etc...

開発

メンバー

• Swift 2人 (内1人インフラ)
  • @kurazuuuuuu
  • @KYPark222
• バックエンド 2人
  • @sei0426
  • @akira-68 🐮✋

開発のいろいろ

長文が続くので読みたい方はぜひ読んでください。Topa'zというよりもはや記事。

1. 開発環境について

Windows機を使用している方の永遠の課題である環境構築。それを簡単にするのには色々なツールを使用することができると思いますが、今回はセルフホスト型のクラウドIDEであるCoderを構築・使用してバックエンド開発をしてもらいました。Codespacesと違ってダウンすることもないしCPUにも余裕があるため結構快適です。

2. Antigravity

つい最近ベータ版としてスタートしたGoogle発のIDEである「Antigravity」を主軸に開発を行いました。現在主流になりつつあるエージェントを使った爆速開発を行いながらもコードレビューをしっかりできるツールなのは非常に使いやすいです。（3日前くらいにリリースされたGemini 3 Flashもちょっと使いました）

開発で大変だったこと

1. XCodeのgitignore問題

初めてXCodeを使用して開発を行ったせいでignoreのことが完全に頭から抜け落ちており、どうやらローカル（自分自身）の作業データをそこに保存してしまう？らしく、それをコミットしたりするせいでコンフリクトが発生したり、単純に必要がないデータをgitで管理してしまっていました。これから新しいツール使うときは.gitignoreで検索します。

2. XCode日本語じゃない問題

わかるけどわからん。