Fukui-AI

現状の課題

• 福井さんがお悩み相談の1on1を開催している。 →福井さんが色々やりすぎてて、忙しそう・時間が取れない。 →Bot化して負担を軽減させよう。
• LINEのLIFFアプリから1on1の面談を募集しているが、活発なDiscord鯖から申し込めるようにした方が良い。 →Discordにしよう! チャットプラットフォームを利用できる！ →Botにすれば、チャットプラットフォーム開発が必要ない。 Chat機能を自作すると、難しい、時間が足りない。 →Discord BotのAPIを使おう。

MVP開発

開発期間も短く、まずは最低限機能するための要件を整理した。 以下2つの最低限の機能として、開発を進めた。

1. チャット機能

• 質問者がテキストで質問すると、AI福井さんがテキストで返信をする。
• チャットの内容・プロンプトチューニング（お悩み相談、就活、雑談、プロレスモード、しりとり） →福井さんの特徴を反映

2. 1on1の日程を管理する機能

• 福井さんのスケジュール管理機能
• 1on1予約機能（福井さんの空き時間にCRUDできるようにする）

今後の展望

• リマインダー機能
• エラー処理 ex) 都合が悪くなる（レスポンス速度が遅い）またはエラー時に、忍者わんこが出てきて謝罪する
• ツイート機能 →投稿されたYoutubeの宣伝、イベント告知をBotでツイートしたい。
• 多言語対応 →福井さんのカタコト英語ver
• 音声チャット機能

1. テキストだけでなく、音声で通話できるようにする
2. 質問者がテキストで質問すると、AI福井さんが、テキストとAI音声で返信をする。
3. 質問者が音声で質問すると、AI福井さんがAI音声で返信をする。

• 福井さんのボイス集（ファン向けw）

実装上の工夫点など

• チャット機能でAmazonのBedrockを使用しました。 モデルはClaude3.5のSonnetを使用しました。 選定理由は、Claudeが日本語に対してつよいことと、AWSにあるClaudeの中ではもっとも性能が良いとされていたためです。

• Paginatorを使用し、スケジュール確認のUXを向上しました。

DB設計

次の3つのテーブルを用意しました。

1. Progate社の面談をしてくれる方を管理するMentorテーブル
2. Mentorのスケジュールを管理するScheduleテーブル
3. 一つ一つの面談を管理するSessionテーブル

ER図は以下のように設計しました。

プロジェクト構成

AWSでデプロイしました。

.
├── Dockerfile
├── README.md
├── compose.yaml
├── docs
├── public
│   ├── icons
│   └── images
├── requirements.lock
├── requirements.txt
└── src
    ├── cogs
    │   ├── converse.py
    │   ├── ping.py
    │   ├── request_session.py
    │   ├── schedule.py
    │   └── session.py
    ├── constants.py
    ├── main.py
    └── utils
        ├── __init__.py
        ├── bedrock_client.py
        ├── database.py
        └── **paginator.py**